こんにちは。カラベアです。
お盆休みも終わった今日この頃、たまたま仕事が早く終わり薩摩川内市の川内川花火大会にでかけてきたので、その様子を紹介したいと思います。
お盆の連休後半から、岡山に住む嫁さんのおばあちゃんが鹿児島に遊びに来ていました。このおばあちゃんが以前この花火大会に来たことがあり、凄く楽しかったということで是非また見に来たいという希望で、嫁さんの実家で川内川花火大会を見に行くことになっていました。
花火大会の日はお盆明けの仕事が始まる日だったので、本当はカラベアは不参加の予定だったのですが、仕事が終わり帰宅したときちょうど出発するところだったので、一緒に参加することになったのです。
この鹿児島県に30年以上住んでいながら、カラベアは川内川の花火大会には一度も行ったことがありませんでした。毎年サマーナイトやMBC夏祭り、照国神社の六月灯など、どれかしらの鹿児島市内の大きな花火大会には出かけているので、わざわざ川内まで行くという選択肢は考えていませんでした。
鹿児島市に住んでいる人は意外とこういう人も多いかもしれませんね。
川内までは鹿児島中央駅から新幹線で向かいました。中央駅では臨時のチケット売り場なども設けられ、6時前からだいぶ混雑していました。嫁さんたちは予め購入していた指定席、カラベアは直前に自由席を購入しましたが席に座ることができました。
花火会場は川内駅から30分ほど歩いたところにあります。浴衣を着た人がたくさんいたので、人の列に着いて行けば迷うこともありませんでした。写真は花火大会の会場入り口のあたりです。
大きな川内川の土手沿いに屋台が立ち並んでいます。土手の上の方には花火を良い場所で眺めようと場所取りしている人たちが大勢います。
土手を登り川内川にかかる開戸(かいと)橋を渡ります。花火の仕掛けのためにクレーン車が立ち並ぶ姿はなかなかお目にかかれるものではありません。橋の反対側にもズラリと並んでいます。
川の向こう岸にもたくさんの人の姿が見えています。嫁さんのおばあちゃんは車椅子だったので介護タクシーを利用したのですが、そのタクシーの運転手さんいわく花火大会の日は1年で1番川内に人が集まる日だそうです。
その教えてくれた運転手さんは、いつもは全然人がいねえとぼやいていたとか(笑)
クレーン車に吊るされた紐のようなものが見えるでしょうか?これが花火大会の目玉のひとつである長さ1㎞に渡るナイアガラ花火の仕掛けのようです。
花火の開始時間は19時40分だったのですが、19時から花火が終わるまではこの橋を含めていくつか会場近くの橋が徒歩でも通行できなくなります。
向こう岸の反対側には、紙を作るパルプ工場があります。カラベアたちが花火を観覧するために場所取りしたのは、この辺りになります。
嫁さんのお父さんが、お昼の15時くらいから場所取りしてくれたそうで感謝です。ちなみにその時間帯なら余裕で場所取りできたみたいです。
カラベアたちがシートを広げた場所の近くにも、たくさんの人が花火が始まるのを心待ちにしています。ちょうど煙が立っているあたりが花火を打ち上げる場所になります。
スマホで4倍にして撮ってみました。もう30分もすれば花火開始時刻になるのですが、準備をしているらしい人たちの姿が見えます。
こんなに花火が近くで打ちあがるなんて初めての経験でワクワクします。
大きな川内川の岸辺から見る景色は見晴らしが良く気持ちがいいです。たとえ花火がなくとも、また散歩でもしに来たいなと思える場所でした。
完全に暗くなる前に、義理のお母さんたちがアミュ地下で買ってくれていた駅弁とノンアルコールビールで腹ごしらえします。具沢山のおこわとチキン南蛮が美味しい駅弁でした。
すっかり暗くなり、いよいよ花火が始まります。花火は19時40分から20時50分までの70分間で1万発の花火が打ち上げられます。
令和最初の川内川花火大会ですが、今年で第61回目の開催だそうです。凄く歴史ある花火大会なんですね。
ロックバンドQueenの曲に合わせて花火が始まりました。昨年末から今年にかけて凄く話題になりましたよね。カラベアも嫁さんと一緒に劇場まで観に行きとても感動しました。
川内川花火大会は山の谷間にある会場で行われているため、花火の爆音が反響してもの凄く迫力がありました。一度ドンっと音がした後に、すぐさまドゴオっと音が追いかけてくるように鳴り響きます。
正直カラベアが今まで見てきた鹿児島市内の花火大会よりも迫力がありました。まだ観に行ったことがない人は是非行ったほうがいいと思います。
それにしても花火を写真に撮るのって難しいですよね。実際に目で見る花火の方が圧倒的に綺麗です。写真になると煙のモクモク感が目につきます。
中盤に差しかかり花火も盛り上がっています。すぐ近くで打ち上げられているので高く打ち上げられるとほぼ真上まで見上げないと花火が見えません。
終いには皆で寝転がって花火を見ていました。こんな最高な花火鑑賞があっていいのでしょうか。しかし場所がとても良すぎたため、大きな花火が打ちあがるとスマホの画面に収まりきらないという贅沢な悩みもありました(笑)
打ち上げ場所の様子も観察できるくらいの距離感です。けっこう打ち上げる人の近くで花火が炸裂しています。
アップで見ると煙も凄いです・・・、花火師ってとても危険な仕事ですね。毎年綺麗な花火を見せてくれる職人さんたちに感謝です。
しだれ柳も凄い迫力で、上から火が降り注いできて川に落ちるまで燃え続けていました。まだ消えないの⁉という驚きで観客皆からオオーッ!という歓声が沸きあがっていました。
いよいよクレーン車に吊るされたナイアガラ花火の登場です。Queenのボヘミアンラプソディーが流れ会場が盛り上がります。
右端から左へだんだん花火が燃え広がる様が綺麗です。ちょうど右端に月が写っているのが分かるでしょうか?この日は満月が綺麗に出ていて、花火とのコントラストでより花火の美しさが幻想的に彩られていました。
最後はもう、これでもかー‼というほど花火が連発で打ち上げられました。あまりに凄くなんだかギャグみたいで、やりすぎと笑えてくるほどでした(笑)
おばあちゃんと一緒に来た岡山に住む嫁さんの叔母さんも、こんな花火見たことないと大満足の花火大会だったようです。
岡山の花火大会ではスポンサーがつかず中止になる花火大会もあるということで、薩摩川内市には原発があるので、こんなに豪華な花火大会ができる財政状況なのかもなんて話もでました。
花火大会も地域の皆が支えていかなければ、開催できなくなってしまう現実があるのですね。これからもこの素敵な文化を守っていきたいものです。
車で帰宅する嫁さんのおばあちゃんたちとは花火会場で別れ、カラベアと嫁さんはまた30分ほど歩いて川内駅から新幹線で帰宅しました。
いつもはこの時間に川内駅からこんなに人が新幹線に乗り込むことはないのかもしれません。新幹線がホームに着いたとき車内の人たちが驚いた様子でこちらを見ていました。
カラベアも嫁さんも普段なかなか訪れない場所を歩いて、なんだか旅行に行ったみたいだったねと大満足した数時間を過ごすことができたのでした。この川内川花火大会とってもオススメですよ!
ということで今回は川内川花火大会の様子を紹介しました。また皆さんが楽しめそうな記事を更新していきますね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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花火大会で使われた昨年末から話題になったQueenの映画ボヘミアンラプソディーですが、劇場で観てカラベアもすっかり映画のファンになった一人です。
映画を見ていないという人のほうが少ないかと思いますが、見ていて勇気をもらえる素晴らしい映画ですので未視聴な方は是非見ることをオススメします!レンタルで済ませずに購入しても全く惜しくない作品です。